ろくろを廻しながら、小さな鉋をあてる、飛び鉋（とびかんな）という技法を用いて作られます。職人技が光る偶然の美しさです。どこか懐かしい、しかしながら新しいこの器は、手に持つと非常に軽くて持ちやすく、幸せな毎日の食卓を彩ります。

手になじむ形を削りだし、筆で花の絵を丁寧に絵付けしています。イッチンという技法で模様も入れ、職人の繊細な技が伝わります。コロンとした形で、土のぬくもりが感じられるこの器は、手で持つたび使うたびに優しい気持ちになります。

面相筆で、１つ１つろくろを廻しながら、描かれるラインは、長年の経験がある数人の職人しかできない技です。手に吸い付くような軽さで、金と銀のラインが入ったこの器は、いつもの食卓を華やかに彩ります。

鎬（しのぎ）という技法で、職人が表面を一筋一筋ヘラで掻き取ります。そこに釉薬の色が加わり、その厚 さ具合で器に景色が現れます。飯碗ですが、包容力のある器なので、不思議と何を入れても様になります。また、手にしっくりとくる形です。

ろくろの上で廻しながら、丁寧に少しずつ鮮やかな色を付けます。また、その色を生かすために、ひと手間かけて器の中と外の質感を変える釉薬のかけ方をしています。そのおかげで、手に持った時の肌触りがよく、食卓に置いた時の存在感があります。

黒土に内側だけ白く化粧土を掛け焼いた後、手作りの判子を押し再度焼き、色釉薬を掛け分けています。ご飯を食べ終わると、中からいつも向かいあうオシドリが出てきます。手の中にすっぽりと納まり、長く使いたくなる形です。

赤土に白化粧をして、吹付によるハンドペイントで椿の花と葉を、筆でガクを描きました。1つ1つが手描きなので、同じ柄でも世界に１つの器です。厚みのあるぽってりとした素朴な風合いで、手に持つとしっくりなじみます。

赤土に白化粧をかけ、手で1つ1つハンドルを付けて、縦に削りを入れ筆で丁寧に色をつけていきます。ユニセックスな形で、長く使ってもあきが来ないデザインです。手に持つと、しっとりとした質感からゆるやかな時間が生まれます。

カップと高台を手作業でつけていきます。バランスよくつけるには、熟練の技が必要です。同じ飲み物でも、足がついたカップで飲むと少し華やいだ印象になります。なめらかな質感で持ちやすく、ついつい時間を忘れる心地よさです。

型で成形した後、1つ1つ丁寧に、手作業で繊細に削り、手触りのいい形に仕上げます。内側の加工が、ビールの美しい泡立ちを作ります。男女サイズで、手に持つのにちょうどよい大きさです。

岐阜県の白川町で長年の経験を積んだ職人によって作られた木箱と、長野の明治元年創業の老舗の水引屋で手作業にて作られた水引が作り手と贈り手を大切につなぎます。
そんな心のこもったギフトボックスで、あなたの大切な人へ贈ってみてはいかがでしょうか。